お金の知識

正しいお金の使い方!知っているか知らないかで大きな差!?【運用編】

目次

お金(資産)を増やす為には、まず正しいお金の使い方を知ろう

前回の記事では固定費を減らす「お金の貯め方」をお伝えしましたよね。

参考お金の貯め方は貯金だけじゃない!大事なのは〇〇を減らす事【重要編】

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そして別記事ではお金を稼ぐ「副業」についても記載してあります。

参考これからの時代、個人にオススメのイチオシ副業【5選】

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「貯める」「稼ぐ」と来て次は「増やす」です。

お金(資産)を「増やす」為にお金の正しい使い方を知らなくては、経済的自由は一生訪れません!

お金の使い方には3種類ある

お金の使い方には「消費」・「浪費」・「投資」の3種類があります。

某ファイナンシャルプランナー(FP)の方は消費70%・浪費5%・投資25%が理想的だと言っていましたが、あなたの支出比率はどうですか?

一度、1ヶ月の支出をこの3種類に分けて見える化してみましょう。

1.~消費~

「消費」とは生活をしていくうえで欠かせない物の購入や使用料、言い換えれば「生活費」の事です。

固定費を減らす記事で紹介したのは、この消費に属するモノばかりです。

なので固定費を減らせば消費も減らせて、その差額分を他に回すことができますよね!

しゅんせきポイント

某FPは70%が理想と言っていますが、私は60%が理想だと感じています。

例えば独身で手取り20万円の方がいたとします。

その内、消費を70%と考えるなら14万円が該当します、60%なら12万円です。

固定費を見直せば60%でも全然生活できます。

既婚者のご家庭も同様で、旦那さんの給与だけで60%に届かないのなら共働きをすればいいだけです。

お子さんがまだ小さく常に近くにいなくてはいけない時でもできる「副業」はたくさんあるので、育児や家事分担と同様に夫婦で協力して目指しましょう!

※ちなみに私の知り合いの方で、出産直前まで病室にパソコンを持ち込んで副業されていた方がいます。

出産後も副業で得ている収益で店舗経営ビジネスを始め、コツコツと続けお子さんが5歳になった今、その方は年商10億のビジネスオーナーさんになっています!(もちろん旦那さんも今でも働いていますよ^^)

「消費」の項目で1番大切なのは、自分の1ヶ月にかかる消費(生活費)はいくら必要なのかを計算してメモしておいてください。

この金額が後から重要になってきます!

2.~浪費~

「浪費」とは必要以上の贅沢や無駄な出費の事です。

一般的に「浪費」と聞けば悪い事と捉えられがちですが、私はそうとは限らないと思っています。

むしろ、ある程度の「浪費」は自分の心を豊かにするために必要だとさえ感じています。

しゅんせきポイント

ただし、必要以上の「浪費」は禁物です!

某FPの5%はとてもいいラインですね、個人的には3%~5%が理想だと感じています。

先ほどの手取り20万円の方で考えると5%は1万円、3%だと6千円ですね。

これぐらいは自分の趣味や好きな事に使って、毎月の楽しみやご褒美を自分に与えるべきだと思います。

そうじゃないと苦しいだけの日々になってしまいますよ 😥

大切なのでもう一度お伝えしておきます。

『必要以上の浪費は禁物、必ず5%以内に収めること』

買い物をする時でも「これは本当に今必要な物か?」と考えるクセをつけましょう!

3.~投資~

「投資」とは後々リターンが見込まれる費用の事です。

そして「投資」は大まかに以下の3つに分けることができます。

  • 自己投資⇒時間とお金をかけて自分の能力を高める事、資格取得やオンラインスクールなどが該当する。
  • 事業投資⇒自己投資で磨いたスキル・経験・知恵を駆使して事業を構築する、簡単に言えば「副業」を始めることです。
  • 金融投資⇒分かりやすいのは株や不動産など、一般的に「投資」と聞いたらこれを思い浮かべる人が多いのでは?

超しゅんせきポイント

実はこれ、投資すべき順番になっています。

よく見かけるのが1⃣・2⃣を疎かにして、いきなり3⃣に投資してしまう人がいます。

「金融投資」自体は重要な要素なので絶対に必要なのですが

大事なのは3⃣の投資にかけられるレバレッジとリスクヘッジは、2⃣がなければほぼ無理だという事!

これはアメリカや香港では学校で習うレベルのお金の知識です、こんなの日本の学校では習いませんよね? 😥

超・超しゅんせきポイント

そしてここからが最重要ポイントです!

まずは1⃣・2⃣に投資しつつ、サラリーマンなら半年分・フリーランスの方は1年分の生活費(生活防衛資金)を貯めましょう!

なので「消費」の項目の最後に記載した、自分の1ヶ月にかかる消費(生活費)はいくら必要なのかが大切になってきますよね。

~例~

先ほどの手取り20万円の方を例で考えると、消費は60%(しゅんせき流です)で月12万円かかります。

サラリーマンだとして生活防衛資金は半年分の72万円必要になります。

浪費は5%と仮定して月1万円、なのでこの方の手元に残るお金は月に7万円あります。

その手元に残るお金の7割近くにあたる5万円を1⃣と2⃣に割り当てて、残りの2万円は念の為、現金として預金します。(※もちろんこの現金の使い道のメインは生活防衛資金ですよ)

ではなぜ、7割近くにあたる5万円を自己投資と事業投資に割り当てるかわかりますか?

それは1日でも早く生活防衛資金を貯めて、それ以降は稼いだ余剰金を3⃣の金融投資に全振りできるからです!

仮に毎月7万円を全額貯金だけしていたら、生活防衛資金が貯まるのは11か月後です。

しかもその間まったく1⃣と2⃣に投資をしていないので稼ぐ力(スキルや経験)が備わっておらず、そこからまた学んでいく事を始めるので時間の無駄です

なので初めから1⃣と2⃣にある程度多く投資して、稼ぐ力を最短で身につけ「副業」で稼ぐことを始めれれば、最短で生活防衛資金も貯まり稼ぐ力も日々グレードアップしていき一石二鳥なのです!

初期投資をためらう人は結果として大きな損をしてしまいます。

なぜならそういった人は投資の本質を理解していない、言い換えれば『今しか見ておらず、先を見ていない』からです!

金融投資は「お金にお金を稼いでもらう」最高の投資です。

1日でも早くお金の奴隷(生活する為だけに働く"ライスワーク")から解放されるためにも投資の本質を理解しましょう!

次はその余剰金で何の金融投資から始めるべきかを紹介していきます。

初心者はインデックス投資から始めよう

インデックス投資というのは

  • 日経平均
  • TOPIX(東証株価指数)
  • S&P500
  • ダウ平均

のような「指数」と同じ値動きを目指す投資方法のことです。

例えば、「日経平均」の値動きを見れば、日本の有名企業225社の株価が全体としてどう動いたかわかります。

「日経平均という指数と同じ値動きになるように投資する」=「日経平均が5%上昇したら、自分の資産も同じく5%上昇する」ということです。

1.~投資用口座の一覧~

一般的に投資用口座は4種類あります。

それぞれの特徴は以下の通りです。

駆け出しくん
う~ん、結局どれから始めればいいかわからないなぁ。
インデックス投資初心者の人は「つみたてNISA」がオススメだよ!
しゅんせき
理由は2つ。①運用期間が長く長期投資に向いている、②金融庁が質の悪い(ぼったくり)商品を排除してくれる、から安心して初心者でも運用しやすいんだ!
しゅんせき
駆け出しくん
おぉ~つみたてNISAっていいね!つみたてNISAは 月いくらから投資できるの?
月1,000円~MAX月33,333円まで!だから自分のできる範囲で始めやすいのも魅力の1つだね。
しゅんせき
それにiDecoと違って、もし仮に途中で引き出すことになっても可能だから運用の自由度は高いよ!
しゅんせき

1つだけ注意点としてあるのが、NISA口座とつみたてNISA口座を同時に持つことはできないので、それだけは覚えておきましょう。

2.~オススメのインデックスファンド(投資先)はどこ?~

結論から申し上げますと「S&P500に連動したインデックスファンド」が最も優秀です!

しゅんせきポイント

S&P500はアメリカで時価総額の大きい主要500社の株価をもとに算出される株価指数です。

しかも過去を振り返ると「15年以上保有したらほぼ100%の確率でプラス収益になっている」という事実があり、もちろん未来もそうなるという保証はないですが、長い歴史から優秀さが垣間見れます。

ちなみにあの有名な「GAFAM」(Google・Apple・Facebook・Amazon・Microsoft)もこのS&P500の中にもちろん含まれています。

余談ですが、GAFAM5社の時価総額は日本の東証一部、約2170社の合計を上回っています 😯

「投資の神様」と言われるウォーレン・バフェット氏も推奨しており、自分が死んだら資産の90%をS&P500に投資しなさいと家族に伝えているほどです!

3.~なぜアメリカに投資した方がいいのか~

下記に載せてある、S&P500の推移表を見てください。

世界的な大暴落や記憶にも新しいリーマンショック後でも、アメリカ株は右肩上がりに成長しています。

あえて載せていませんがそれに比べて日本はバブル崩壊後、上がり下がりが激しく今でもバブル崩壊直後の半分ほどにしかなっていません。(基本的に右肩下がりになっています)

先ほども伝えた通り「S&P500を15年以上保有したらほぼ100%の確率でプラス収益になっている」というのは紛れもない事実なんです!

 

それともう一つ、アメリカは発展途上国なみのペースで人口が増えていく唯一の先進国です。

人口が増えれば当然、経済も成長していきます。

それにアメリカは金融法制がしっかりしていて、日本と比べても株主を非常に重視する文化も特徴です。

先ほど述べたGAFAM以外にも、Uber・Airbnb・Johnson & Johnsonなどこれからどんどん成長していく可能性を秘めている会社がアメリカにはたくさんあるのです!

いかがでしたでしょうか?

ただ何も考えず銀行に貯金だけしていたらインフレによって貨幣価値は下がります。

しかし、毎月の貯金をつみたてNISAに変えるだけで10年後・20年後に大きな差となって現れることがご理解いただけましたか?

次回の「投資編」では具体的にどこの「証券会社口座」を開設し、どの「インデックスファンドの投資商品」が優良で、いつの「タイミングで購入するべきか」を解説していきますので引き続きよろしくお願いします^^

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